みっともない!! 098
朝日新聞夕刊に3年前のドン・キホーテ放火事件での119番の対応が法廷で裁かれるという記事があり、その通報者と消防との電話のやりとりが記載されていた。
実はぼくには、程度の差こそあれ、似たような経験をしたことがあった。
昨年書いた「みっともない!!010」で起こった高級マンションからのサイレンが、今年もまた同月同日同時刻に鳴らされた。まさかまた鳴るとは思っていなかったので、原因は不明のままに放っておいたのだ。
今年こそははっきりとした理由を知りたく思い、先の高級マンションと目と鼻の先にある町の小さな消防署に連絡してみようとその電話番号を聞くために、管轄のS消防署に電話してみた。区の警察、郵便局、役所などと一緒に消防署の電話番号も携帯電話に登録してあるので、即かけてみた。
ところが、どういう理由でかと聞き返された。事情を話すのが筋かと、正体不明のサイレンが鳴らされていること、皆に知らせるための大きな音であること、緊急音ではなさそうな音色であること、去年も同様に鳴ったこと、とあるマンションから鳴らされていること、(去年は)30分も鳴り続けたことなどを説明した。それで近所の消防署に連絡したいのだと告げた。
すると「担当と代わります」と電話は別の部署に回された。しばらく待った。やっと出た担当者は「どうしました?」と聞いてきた。ぼくは「前の方から、聞いてないんですか」と尋ねた。「ええ、どうしました?」との返事。仕方なく、ここでも同様の説明をした。すると「ちょっと待ってください」とまた別のところへ電話を回された。今度もまた「どうしました?」だった。
もう、ぼくが電話をかけてから、優に15分は過ぎている。こんな対応だったら、電話帳で調べたほうが早かったと後悔した。ぼくは呆れて「もう、いいです」と答え、腹も立っていたので「もしもこれが緊急時であったら、どうするんだ。あなたたちの伝達能力にはあきれたよ」と声を荒げ、電話を切った。
ドンキの通報人は電話での説明では埒が明かない、それよりも緊急の対応をとることが先決であると判断し、電話を切った。
ぼくが電話したのは119番という緊急時の電話でなかったこともあるのだろうが、消防署に電話するということは、何かあってのことである。こうした時こそ、こうした場合こそ、適切で迅速な対応マニュアルがあって、もしくは遵守されて、然るべきなのではないのか。大のマニュアル嫌いでもそう思う。
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